「追い込まれると言葉が出なくてつらい。」というお悩みをいただきました。
クライエント様から、「追い込まれると言葉が出なくてつらい」というご相談をいただきました。
この課題、実はアダルトチルドレンの方によく見られます。
なぜそうなるのか。それは幼少期の環境が影響しています。
思い返していただくと、自分の気持ちを表現しても無視されたり、否定されたりした経験があるかもしれません。
そして、自己肯定感が低くなり、ご自身の気持ちを言葉にすることが怖いと感じられている方が多いです。
もしあなたが今このような状況であっても、解決していくことができます。
3つの方法で改善できます!
1、自己認識を深める
ご自身の気持ちや欲求に耳を傾けていただくことが一番初めにしていただくことです。
「私は今、何を感じているんだろう?」
そのようにご自身で問いかけていただくと良いです。
これが、健全な自己愛を育てていただく第一歩です。
2、感情日記を書く
毎日の出来事と、それに対するご自身の感情を、日記のように書き留めてください。
他の誰かや周囲の状況を心配することなく、感情日記のノートの中は、いつも安全です。
最初は面倒だったり、何を書くか戸惑うかもしれませんが、
書くことで、ご自身の気持ちを整理することができます。
これは、言葉にして伝える、という過程の一歩前の練習にもなります。
3、Iメッセージのコミュニケーションを身につける
これは、アサーティブなコミュニケーションとも呼ばれるのですが、
「私は〜と感じます」という『私(英語のI)』を主語にした表現をすることがポイントです。
主語の私が、相手に伝える、という行動をとるためのコミュニケーション方法です。
3つの方法が有効な理由は?
自己認識を深めると、ご自身の内面と向き合うことができるようになります。
自らの感情を理解することは、自己肯定感を高めることに繋がります。
感情日記を書き続けると、ご自身の感情を客観的に見られるようになってきます。
これは、自己愛を育んでいるからです。
Iメッセージは、私で始まりますが、常に自他尊重の考え方に基づいています。
どちらに優劣もなく、安心して自己を表現できるようになります。
具体的にはどうすればいいですか?
具体的に、日々の中でどうすればよいのでしょうか。
例えば、感情日記にこんな風に書きます。
「今日、同僚に意見を言えなかった。すごく悔しい気持ちだった。
次はもう少し言えるようになりたい。」
次はどのように伝えられるか、Iメッセージで書き換えてみます。
「私は、あなたの意見にも一理あると思います。ただ、私はこのように考えています。」
小さなシュミレーションをご自身で続けることにより、
徐々に、ご自身の気持ちを表現できるようになっていきます!
些細なことも思われるかもしれませんが、これらの効果は絶大です。
変化は必ず訪れます。
まずは、小さな成功体験を積み重ねましょう
最初の一歩を踏み出す時、自分だけでは方法がわからなかったり、
戸惑ってしまうことも珍しくありません。
そんなときはお一人で悩まず、専門家のサポートを受けることも大切です。
カウンセリングサロンSound Cafe(サウンドカフェ)では、
「やさしく自己愛を育むカウンセリング」を提供しています。
あなたは、この先も今のままがいいですか?
それとも、変わってみたいと思いますか?
変わりたい・・・その大切な想いが消えてしまうその前に、
まずはお近くのカウンセリング機関に問い合わせてみましょう。